レブロン・ジェームスがボディケアに費やす1.5億円の使い道

  17年目のシーズンとなった今季、昨年12月には35歳を迎え、大ベテランの域に入っているレブロン・ジェームス。レギュラーシーズンは71試合中67試合に出場し、プレイオフにも18試合に出場しており(ファイナルのゲーム3まで)、まったく衰えを見せない超人的なパフォーマンスを続けている。

 レブロンは、フィジカルの面でリーグで最も支配的な選手の一人だが、すべてがナチュラルにそうなっているわけではない。レブロンは自身の身体のケアのために、年間で約1.5億円にも及ぶコストを費やしていると言われている。れらはすべて、肉体的な衰えを見せる気配のないレブロンにとって価値のあるものだろう。

 そこで今回は、レブロンが最高の状態を維持するために、どのようにお金を使っているかについて具体的に紹介したい。

 


・レブロンには、トレーナーからマッサージセラピスト、シェフに至るまで、共に働くメンバーがそろっている。

 2015年に背中に問題を抱えていたレブロンは、マイアミで一緒に働いていたトレーナーのデビッド・アレクサンダーに相談した。アレクサンダーはレブロンに、バイオメカニクスの専門家である元海軍の特殊部隊の隊員だったドニー・ライモンを紹介した。

 ライモンはジェームズの体幹の強化を支援し、最終的には背中の問題は解決できた。やがてレブロンはライモンをフルタイムで雇い、ライモンはジェームズの近くにいるべくオハイオ州アクロンに引っ越したという。


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#Repost @dzandertraining with @repostapp ・・・ People always ask me, "What is Biomechanics?? Well this photo might be the best definition there is. My ace and DBC Biomechainst @donnieraimon keeping my brother @kingjames firing on all cylinders. DBC is a system that is changing the way athletes approach exercise. But here's the other definition for those that didn't get it 😉 ====================== Biomechanists must have a solid background in the fundamentals of Mechanical Engineering including post Calculus Mathematics, several years of college Physics, Material Mechanics, and Multi-segment Mechanics before moving forward to the biological sciences. The method of Biomechanics is the method of Engineering! To understand anything in nature we must know it's geometry, materials of construction, the mechanical properties of the materials, the governing laws of physics and the mathematical modeling of the motion. #WhereDoYouTrain #DBC #ChangingTheGame #Education #CertificationComingSoon

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・ジェームスはワークアウトの虫だ。彼は、マイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズのジムを自宅に再現したと言われている。

 


・家族もそのジムを利用しており、器具には彼のパーソナルロゴが入っているようだ。


 

・レブロンが強靱な肉体の維持のために行っている一番の取り組みは、試合への準備と、試合終了後の回復のために行うさまざまな方法による治療だ。彼は、氷風呂のもっと効率的なバージョンである、液体窒素を使用した「低温(冷凍)室」に投資する最初の選手の一人だと言われている。




・レブロンは、「高圧酸素治療装置」を利用して、より多くの酸素を体内に入れることを好んでいる。精神的な意識を高めることにも役割を果たしているそう。




血流を良くするために、加圧スリーブ、ショートパンツ、ブーツを着用する。見ての通り、ブーツはかなり巨大。試合後の飛行機での移動でも加圧装置を着用しており、毒素を抜いて筋肉を休ませるために、電気刺激装置にも接続されているという。




・レブロンは、シンプルに氷風呂による治療も行っている。



・レブロンには専属のマッサージセラピストもいて、足の治療も好む。


 

・レブロンには専属のシェフもいる。レブロンは基本的に、赤身の肉と砂糖を避けるようにしているが、たまには贅沢をすることも。


 

・しばらくの間、レブロンと妻のサバンナ・ブリンソンは、マイアミで「ジュース・スポット」と呼ばれるジュース店を経営していた。それは2014年に閉店し、他の場所にも出店したかどうかは不明。




・コート上でのパフォーマンスには関係ないかもしれないが、レブロンはワイン愛好家。彼はシーズン中にも、贅沢なワインパーティーを開くことがある。



 いかがだっただろうか。元チームメイトのマイク・ミラーは、レブロンのボディケアのためのお金の掛け方は、一種の「投資」だと話す。「レブロンは、多くの人が費やさないところへと、自分の身体のケアのために多くのお金を注ぎ込んでいる。多くの人にとってそれは大きな出費に見えるかもしれないが、レブロンにとってはその大きな出費のおかげで、長い間、もっと多くのお金を稼ぐことができているんだ」。

 今後、まだ3、4年はリーグのトッププレイヤーとしてNBAを牽引していきそうなレブロン。彼が年を経てもコートで暴れ回ることができている秘訣は、これらのさまざまな「投資」が寄与していることは間違いないだろう。


参考: 「LeBron James reportedly spends $1.5 million per year to take care of his body — here's where it goes」

LeBron James reportedly spends $1.5 million per year to take care of his body - here's where it goes

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