レブロン・ジェームスがボディケアに費やす1.5億円の使い道
17年目のシーズンとなった今季、昨年12月には35歳を迎え、大ベテランの域に入っているレブロン・ジェームス。レギュラーシーズンは71試合中67試合に出場し、プレイオフにも18試合に出場しており(ファイナルのゲーム3まで)、まったく衰えを見せない超人的なパフォーマンスを続けている。
レブロンは、フィジカルの面でリーグで最も支配的な選手の一人だが、すべてがナチュラルにそうなっているわけではない。レブロンは自身の身体のケアのために、年間で約1.5億円にも及ぶコストを費やしていると言われている。それらはすべて、肉体的な衰えを見せる気配のないレブロンにとって価値のあるものだろう。
そこで今回は、レブロンが最高の状態を維持するために、どのようにお金を使っているかについて具体的に紹介したい。
・レブロンには、トレーナーからマッサージセラピスト、シェフに至るまで、共に働くメンバーがそろっている。
2015年に背中に問題を抱えていたレブロンは、マイアミで一緒に働いていたトレーナーのデビッド・アレクサンダーに相談した。アレクサンダーはレブロンに、バイオメカニクスの専門家である元海軍の特殊部隊の隊員だったドニー・ライモンを紹介した。
ライモンはジェームズの体幹の強化を支援し、最終的には背中の問題は解決できた。やがてレブロンはライモンをフルタイムで雇い、ライモンはジェームズの近くにいるべくオハイオ州アクロンに引っ越したという。
・ジェームスはワークアウトの虫だ。彼は、マイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズのジムを自宅に再現したと言われている。
・家族もそのジムを利用しており、器具には彼のパーソナルロゴが入っているようだ。
・レブロンには専属のマッサージセラピストもいて、足の治療も好む。
・しばらくの間、レブロンと妻のサバンナ・ブリンソンは、マイアミで「ジュース・スポット」と呼ばれるジュース店を経営していた。それは2014年に閉店し、他の場所にも出店したかどうかは不明。
いかがだっただろうか。元チームメイトのマイク・ミラーは、レブロンのボディケアのためのお金の掛け方は、一種の「投資」だと話す。「レブロンは、多くの人が費やさないところへと、自分の身体のケアのために多くのお金を注ぎ込んでいる。多くの人にとってそれは大きな出費に見えるかもしれないが、レブロンにとってはその大きな出費のおかげで、長い間、もっと多くのお金を稼ぐことができているんだ」。
今後、まだ3、4年はリーグのトッププレイヤーとしてNBAを牽引していきそうなレブロン。彼が年を経てもコートで暴れ回ることができている秘訣は、これらのさまざまな「投資」が寄与していることは間違いないだろう。
参考: 「LeBron James reportedly spends $1.5 million per year to take care of his body — here's where it goes」
LeBron James reportedly spends $1.5 million per year to take care of his body - here's where it goes
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