THE GAME HAS CHANGED.

現代バスケは、見事なまでに姿を変えた。


ESPNのアナリスト、Kirk Goldsberry氏の調べによると、NBAにおける2001-2002シーズンと2019-2020シーズンを比較した際のショットロケーションのチャートは以下になるという。エルボーのミドルレンジ、ベースラインのミドルレンジは鮮やかに消えた。



現役最強の男・LeBron James、次世代を担うLuka Doncicなどにも、このチャートからうかがえるのと同じ傾向が顕著に現れている。ほとんどの得点は、3PTSもしくはリング付近で決まっている。




NBAでは同様に、ポストプレイからの得点もここ数年でかなりの変化が現れている。下のグラフは、2013-2014シーズンから現在まで、100ポゼッションあたりのポストアッププレイのパーセンテージの推移を示したもの。なんと、実に約46%もの減少が見られるようになった。感覚的にはわかっていたものの、数字で改めて認識すると、その急激な変化に怖さすら感じる。


この潮流を生み出したのは、Stephen Curryの存在があることに疑いの余地はないだろう。Curryは間違いなくシュートの在り方、現代バスケの在り方を変えた。まさに革命だった。これから先の10年は、一体どんな新たな変化が生まれるのだろうか。




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