The Greek Freak、SNSを爆速解禁した裏にある思い

“Greek Freak”こと昨季のMVP・Giannis Antetokounmpoは、師として仰ぐKobe Bryantの逝去後、あまりのショックからか、自身のSNSアカウントを封印していた。(「削除していた」と一部で報道されていたが、過去の履歴が残るアカウントだったため、削除はしていなかったと思われる。)ところが、そこまで日が経たないうちに、Twitter・Instagramを共に再開させた。


Giannisが先に再開させたのはTwitter。1月31日、発表されたオールスターのリザーブに同僚のEric Bledsoeの名前が入っていないのを知ると、Bledsoeはオールスター選出に値すると訴えた。



“どこの世界に、オールスター前に50勝近く挙げている(実際には当時41-7だった)チームから3選手が選出されないなんてことがあるんだ⁇⁇ Bledsoeは間違いなくオールスターだ!”


GiannisのTwitterと言えば、一昨年の「Kobe Challenge」への挑戦が印象的だった。Kobeがさまざまなプレイヤーに与えていた「Kobe Challenge」にGiannisもエントリー。Kobeからは「MVPを獲得せよ」との指令が出た。


Kobeから与えられた最重要課題にGiannisは全力で取り組み、見事にMVPを獲得して見せた。その後、Giannisは次なる高みを目指すべく、再度「Kobe Challenge」にエントリー。すると今度は、「優勝せよ」との最難関の指令が出た。しかし結局、Kobeの前でこのミッションを達成することはなかった。


また、Giannisは続けてInstagramも再開した。再開後の最初の投稿は、「Kobeよ、永遠に。Gigiよ、永遠に。」というメッセージだった。







Giannis Antetokounmpo(@giannis_an34)がシェアした投稿 -

ヘリコプター墜落事故後、レポーターたちに向けて感情的な素顔をのぞかせたGiannis。GiannisはKobeとの初対面、プライベートな会話だったというが、選手として「前に進み続けろ」というアドバイスを受けたという。またGiannisは、Kobeはバスケットボールを始めたきっかけになった人物であり、今もバスケットボールを続けている理由となっている人物であることも語った。


「Kobe Challenge」を通してKobeから受けた「NBA優勝」という挑戦状。LakersがKobeに対する最大の追悼として優勝を狙うが、GiannisもKobeとの個人的な誓いを果たすべく、優勝を本気で狙ってくるだろう。現在、42-7で東のぶっちぎり1位。MVPとFMVPのダブル受賞も大いにあり得る。Giannisのますますの活躍に胸が膨らむ。

<参照記事>
Giannis Antetokounmpo Returns To Social Media With A Post Dedicated To Kobe Bryant

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